エコー検査とは
超音波を対象物に当てて、その反響を映像化する画像検査法です。
超音波は、液体・個体には伝わりやすく、気体には伝わりにくい性質があります。そのため、肺・消化管の描出能力は低く、骨も表面での反射が強いため描出は出来ません。
当院の特徴
当院では腹部エコーだけでなく、甲状腺や頸動脈エコーも行っております。
- 腹部エコー:肝臓、胆のう、腎臓、膵臓、脾臓など。必要の際には膀胱や子宮や卵巣の観察も行います。
- 甲状腺エコー:甲状腺、副甲状腺
- 頚動脈エコー:頚動脈
エコー検査でわかる疾患
腹部エコー
- 肝疾患:肝硬変、脂肪肝、肝腫瘍、肝臓の嚢胞。
- 胆石症:胆のうに石ができる疾患。
- 膵臓疾患:膵炎、膵臓の腫瘍や嚢胞。
- 腎臓疾患:腎臓結石、腎嚢胞、腎腫瘍。
- 大動脈瘤:大動脈の拡張。
- 腹水:腹腔内に液体が溜まる状態。
- 脾臓疾患:脾腫(脾臓の腫れ)。
甲状腺エコー
- 甲状腺腫瘍:良性(結節)や悪性(がん)の腫瘍。
- 甲状腺機能亢進症/低下症:甲状腺の大きさや形の異常。
- 甲状腺炎:橋本病(慢性甲状腺炎)や急性甲状腺炎。
- 嚢胞:液体が溜まった袋状のもの。
頚動脈エコー
- 動脈硬化:動脈の壁が厚くなり、血流が悪くなる状態。
- 頚動脈狭窄:頚動脈の一部が狭くなることで、脳梗塞のリスクが増加。
- プラーク:動脈内に脂肪やカルシウムが蓄積されたもの。
- 動脈瘤:頚動脈の膨らみ。
エコー検査は体に負担が少なく簡便に行えるため、早期の疾患発見に役立ちます。検査ご希望の方は、西武池袋線「東久留米駅」徒歩2分にございます清水胃腸科内科までご相談ください。